アーユルヴェーダとは?生活に簡単に取り入れられるおばあちゃんの知恵袋。

「アーユルヴェーダ」という名前は聞いたことはあるけれど、具体的に何かわからない・・・。そんなお声をいただくことが増えてきたので、アーユルヴェーダとは、というお話をさせていただきます!

目次

そもそもアーユルヴェーダとは?

アーユルヴェーダとは、5,000年以上前にインドで生まれた世界最古の伝統医学のひとつ。WHO(世界保健機構)にも認められています。サンスクリット語のAyus(生命)とVeda(科学)という言葉が組み合わされて【アーユルヴェーダ(生命の科学)】と言います。言い換えると、健幸に生きるための生活の知恵とも言えます。

西洋医学との違いは、人それぞれ生まれ持った体質や個性があり、その違いを認め、尊重し、その人に合わせたアプローチをするところ。自分自身のことを深く理解し、今の体調に合わせてライフスタイルや食事などを整えていくことで、自分自身をコントロールをすることができるのです。

実際のHOW TOを知ると、ああ・・・おばあちゃんが昔言ってた気がする。というどこか懐かしい、温かい伝統医学です。

五大元素とは

アーユルヴェーダでは、自然界全てのものは【空、風、火、水、地】という5つの要素から構成されると考えられています。宇宙や私たち人類も全てこの5大要素から成り立っていると言われており、これらの五大元素の組み合わせからできる「DOSHA(ドーシャ)」と呼ばれる生命エネルギーが全ての物質にも存在していると考えます。

DOSHA(ドーシャ)とは

アーユルヴェーダにおけるDOSHA(ドーシャ)とは、私たちの体を動かす生命エネルギーのことです。私たちの身体の性質は、5つの元素のバランスによって「風(ヴァータ)」「火(ピッタ)」「水(カファ)」の3つに大きく分けられます。どんな方も3つのドーシャを持っていますが、一人一人優位なドーシャが異なり、どのドーシャが優位かによって個人の体質の違いとしてあらわれます。どのドーシャが優位かにおいての優劣はなく、一人ひとりの個性という考え方です。

体質と体調の違い

アーユルヴェーダでは、身体の性質をプラクリティ(生まれつきの性質)、ヴィクリティ(現在の体調・性質)の2種類で捉えています。プラクリティは受精した時に両親から受け継がれるドーシャの割合によって決まるとされており、生涯変わることはないと言われています。なので、自分の個性だと受け入れて向き合っていくことがとても大切。ヴィクリティは、ライフスタイルの中で選択しているものが自分自身へのあらわれとなっています。食事やライフスタイル等で改善することができます。

自分の本来持っているものを輝かせるためには、自分の体質と向き合った上で、乱れているところを抑えて、バランスを整えていくことが大切です。まず第一にやるべきことは、自分が乱れているところを知ることです。乱れてしまった原因を考えて、乱れたドーシャを抑えて、バランスを整えることで体調を整えていきます。

自分のドーシャをチェックしてみよう!

現在の体調を整えていくためには、ヴィクリティを見ることがとても大切です。でも、自分が持っている体質(プラクリティ)を知っておくと、自分自身の整えやすくなるので、まずは自分のプラクリティのドーシャをチェックしてみることから始めてみましょう。

下記チェックリストのあてはまる項目にチェックを入れてみましょう。チェックした合計の数で一番多いドーシャがあなたの体質の傾向を表しています。あくまで簡易的なドーシャ診断ですのであまり考えすぎず直観的にお答えくださいね。

いかがでしたでしょうか?
ぜひ、ご自身を知るツールとしてご活用くださいね。

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この記事を書いた人

アーユルヴェーダとヨガの知恵でこころとからだをつなぎ、やりたいことをやってみる。伴走型のBUCKET LISTカウンセラーとして活動しています。

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