こんにちは、Yuiです。
今日は、アーユルヴェーダの考え方でとても大切な「ドーシャ」についてシェアさせていただきます☺️✨
ドーシャとは
アーユルヴェーダでは、人は生まれつき「ドーシャ」と呼ばれる生命エネルギーを持っていると言われています。
ドーシャは「風のエネルギー(Vata)」「火のエネルギー(Pitta)」「水のエネルギー(Kapha)」の3つの性質があり、全ての人がこれら3つのエネルギーを持っていますが、その比重により体質や性格に違いが出てくるとされています。
また同時に、季節や環境、仕事、何を食べたのか、どう過ごしたのか、によってもドーシャは毎分、毎秒変化しています。
生まれつきのドーシャをプラクリティ(体質)、環境やライフスタイルによって変化するドーシャをヴィクリティ(体調)といい、ヴィクリティ(体調)で増大してしまったドーシャを食事・睡眠・ライフスタイル等を整えることによって、バランスを整えていきます。
まずは各ドーシャの特徴を知ってみましょう✨
3つのドーシャについて
– 風のエネルギー(Vata) –
<身体の特徴>
・痩せ型・冷え性・寒さに弱い
・乾燥しやすい(爪/髪/肌など)
<特徴>
・風のように軽やかで活発。
・創造力豊かで順応性がある。
・豊富なアイディア・ちょっとそそっかしい
<乱れると・・>
・冷え性・頭痛・肩こり
・便秘・不眠・ストレスを受けやすい
・不安症、感情に波がある
– 火のエネルギー(Pitta) –
<身体の特徴>
・中肉中背・スタイルが良い・肌ツヤ良い
・暑がり、喉が乾きやすい・食欲旺盛
<特徴>
・チャレンジ精神旺盛 高い集中力
・綿密な計画・几帳面・野心家・自信家
・リーダータイプ
<乱れると・・>
・口内炎・肌荒れ・下痢・胃痛
・目の充血
・イライラ・我慢できない・批判的
– 水のエネルギー(Kapha) –
<身体の特徴>
・体格が良い、ふくよか、色白
・しっとり(髪/唇/肌など)
<特徴>
・落ち着いていて、感情豊かで温和
・誠実で、愛情深い。溜め込みやすい
・挑戦より現状のままを好む
<乱れると・・>
・だるさ、眠さ、むくみ
・鼻炎、鼻詰まり、喘息、糖尿病
・頑固、執着しやすい、溜め込みやすい
いかがでしたか?
今回は簡単にそれぞれの特徴を挙げさせてもらいましたが、どのタイプが強いと感じられましたか?
アーユルヴェーダの体質診断を受けることがあれば、一つ注意が必要です。
それは、「自分のタイプを決めつけすぎない」こと🥺
風のエネルギー、火のエネルギー、水のエネルギー、これらを全てみんなが生まれつき持っているもの。
生まれた時はすでにその割合が決まっていますが、「今」住んでいる環境や、食べているもの、仕事、心の状態、ライフスタイルによってもドーシャは変動しています。
自分は「○○タイプだ」と決め付けることによって、バランスが乱れた行動を選択してしまうこともあります。
自分が生まれ持った体質や個性を大切にするためにも、「今」の自分の身体や心にあらわれている症状を性質レベルで見ていき、どのドーシャが過剰になっているかを確認していくことが大切✨
例えば、上記に記載がある各ドーシャの<乱れると・・・>の項目にある症状が出ている場合は、ヴィクリティ(体調)のドーシャが過剰になっているからかもしれません。
もしそれに気がついたら、
アーユルヴェーダの絶対的原則
「反対の性質を与えることで、バランスをとる」
ことで、調和をとる食事、ライフスタイル、運動等を行動を変えていきます。
例えば、「鼻詰まり」が出ている場合は、「水のエネルギー(Kapha)」が高まっている可能性が高くあります。体内の巡りが悪くなり循環できていない結果のあらわれです。その場合は、Kaphaの性質(重性・油性・冷性・安定性・固着性)の反対の性質、”重性”の反対”軽性”の行動をとる意識を持っていきます。具体的には、夕食にピザやチーズのような重たい食べ物を避けたり、軽い運動をして身体の重みを循環させるような行動をとることで心身のバランスを整えていきます。