脳疲労をマインドフルネス瞑想で解消しよう ー7分間の呼吸瞑想ー

突然ですが、最近何にもしないぼーーーーっとする時間、取れていますか?
もっと生産性を上げたい、最近、仕事でのぽかミスが増えた、集中力が悪くなった、アイディアが湧いてこない・・・。なにかわからないけれど、不安や焦りを感じる。そんな悩みを抱えておられる方は、もしかすると脳疲労が原因かもしれません。

その突破口になるのが、マインドフルネスです。

Google(グーグル)が社員研修に取り入れたことで話題となっている『マインドフルネス』。聞いたことあるし、なんとなくわかるけど・・・。そん方に向けて、今回は「なんで脳疲労が起きるの?」「マインドフルネスって何?」「具体的にどうやるの?」というところをご紹介していきます♪

目次

なんで脳疲労が起きるの?

スマホやパソコンの使いすぎ

視覚や聴覚を経由して大量に入ってきた情報を、脳が処理しきれず、脳がへとへと状態になっていることが原因のひとつとして考えられます。スマホで調べ物ができたり、SNSで自由に発信、情報を受け取れるようになった反面、気付いたらいつの間にかずっとスマホを見続けていた!なんてこともあるのでは?息抜きにスマホでSNSでチェックしているのも、かえって脳を疲れさせているかもしれません。

マルチタスク

複数の作業を同時に行うマルチタスク。ですが、人間はそもそもマルチタスクできるように出来ていないんです。マルチタスクが習慣化されてしまうと、ストレスホルモンのコルチゾールが増加して、脳の記憶を司る部分にダメージを与えて、「認知機能の低下」や、「注意力の欠如」を引き起こしてしますそうです。(気をつけないと、、、。)

睡眠不足やストレス

寝ている間に、私たちはレム睡眠・ノンレム睡眠が交互に行われていて、脳は日中の記憶を整理して、必要なものは残し、不要なものは捨てるという処理を行なっています。
脳は、ノンレム睡眠と呼ばれる深い睡眠時に休んでいるので、睡眠が十分でないと、脳の疲労が回復せず、次の日に疲れを持ち越してしまうんです。ストレス過多による睡眠の質の低下も原因と考えられます。

デフォルト・モード・ネットワークとは?

デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という脳の神経回路をご存知ですか?安静時(ぼんやりしているとき)に活動を示す脳のネットワークの1つ。車のエンジンのスイッチは入っているが走っていない時の状態にたとえられるのですが、このとき脳の総エネルギーの60~80%を消費しているそうなんです!驚きですよね・・!

SNSをぼーっと見ている時間や、マルチタスクによって脳のインプットが過剰になることで、脳の負担が大きくなって、脳はより大きなエネルギーを消費していきます。DMNを働かせすぎると、「集中できない」「疲れがとれない」「ネガティブモードになる」なんてことにもつながるんです。

そんなとき、どうしたらいいの?

その突破口になるのが、「マインドフルネス」です。

マインドフルネスとは?

「いま、この瞬間」に意識を向けて、あるがままに受け入れて、それらに気付いている状態のことをいいます。マインドフルネスと瞑想ってどう違うの?という疑問については、瞑想はマインドフルネスの状態にするための、いわばトレーニングのようなもの。マインドフルネスは「いま、この瞬間に意識を向けること」なので、瞑想以外にも、ご飯を食べている時、コーヒーを飲んでいる時、歩いている時、洗濯物をたたんでいる時、料理をしている時、編み物をしている時、、、あげ出したらキリがないくらい、いつでも・どこでもトレーニングできるんです。
意識的に「今この瞬間」に意識を向ける練習をすることで、DMNの過剰な活動を抑えることができ、雑念が少なくなって、DMNによる脳のエネルギー消費が抑えられて、脳が休まり、過去の後悔、未来への不安などにも囚われにくくなるそうです^^実際に私もこの「マインドフルネス」の考え方を取り入れるようになって、必要以上に未来に対する不安、過去の後悔に引っ張られすぎないようになってきました(まだまだトレーニング中ですが hehe)

実際にマインドフルネス瞑想を体験してみよう!

ここまで頭をつかうような説明ばかりでしたが、ここからは脳をやすめてあげる時間です。
次の動画で一緒に呼吸に意識を向ける瞑想をやってみましょう^^🎶

服装はできるかぎり、ゆったり・心地の良いものを選んで、好きな場所で、好きなものに囲まれた中でおこなうとよりここちよい時間を過ごせるはず♡


脳の働きを落ち着かせてあげたいときには、今回のような集中瞑想を。
活発に機能させていきたい場合は、観察瞑想(気付いていく瞑想)がおすすめです^^

さいごに

いかがでしたか?ちょっと文字が多くなって、逆に頭を使った><。という方がおられたらごめんなさい。理論も大事だと思うのですが、結局はマインドフルに生きるためには「実践あるのみ」。私自身は、こんなことを書きながらかなりのマルチタスク人間です。好きなこと、やりたいこともたくさんあるし、わくわくも逃したくないので、トレーニングをして自分とうまく付き合ってけたらいいなあと思っています♪みなさんもよかったらご一緒してもらえたらうれしいです♡

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この記事を書いた人

アーユルヴェーダとヨガの知恵でこころとからだをつなぎ、やりたいことをやってみる。伴走型のBUCKET LISTカウンセラーとして活動しています。

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